Diary of a Wimpy Kid: Wrecking Ball
邦題『グレッグのダメ日記 ぶっこわしちゃえ』
- 対象の目安
- 小3〜中学
- ボリューム 推定
- 約20,000語長編
- ページ数
- 217ページ
- 出版社
- Amulet Books2019年
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/10
どんなお話?(ネタバレなし)
春の大そうじで、クローゼットにしまいこんでいた古いおもちゃを見つけたグレッグ。ガレージセールでひともうけしようとしますが、雨が降ってきて計画はだいなしに。
そんなとき、遠い親せきのおばさんが亡くなり、ヘフリー家に遺産が入ることになります。家族はそれぞれ使いみちを言いあいますが、お母さんの決めたことは、台所を広くする家のリフォームでした。
お父さんに家の手入れを教えこまれ、工事の人たちが毎日やってきて、家はだんだん大がかりな工事現場に。グレッグが生まれ育った家に、大きな変化が近づいています。
こんな子におすすめ
引っこしや転校をひかえて、楽しみと不安が入りまじっている子に。家の工事や、自分だけの「夢の家」を考えるのが好きな子なら、グレッグの大きな空想と、現実の工事のドタバタの差にきっと笑えるはず。お手伝いをたのまれて「めんどうだな」と思ったことがある子にも。
読みどころ
- 台所を広くするだけのはずが、ネズミ、ハチ、となりの家とのもめごとと、工事はどんどん大きくなっていきます。作者自身の家のリフォームの体験をもとにした、家族の大さわぎです。
- 学校の悪ふざけより、家族会議や家事、引っこしの準備など、家族みんなで動く場面が多い巻。ふだんはしっかり者のお母さんが、引っこしの日をまちがえてしまうおかしさもあります。
- 物語の芯にあるのは、生まれ育った家とロウリーとの別れ。笑いの多い話の中で、グレッグが「本当は離れたくなかった」と気づく結末が、じんわり心に残ります。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
工事を前に、グレッグはお父さんに家事や修理をやらされます。ホットタブのまわりではハチの巣を見つけ、雨どいのそうじではハシゴがたおれて屋根の上に取りのこされ、窓から家にもどるはめに。工事が始まると、グレッグは作業員たちを手伝おうとしますが、お昼ごはんをだめにしてけんかの原因を作ってしまいます。
工事が進むと、壁の中からネズミやハチが見つかり、さらに増築部分はとなりの家に近すぎるという理由でこわすことになって、遺産の残りは家の穴をふさぐのに消えてしまいます。そのうえ学校のテストの点が悪く、学区の予算がけずられると知ったお母さんは、よい学校のある地区への引っこしを言いだします。プールのある広い家を見た家族はすっかり乗り気になり、今の家にも買い手が見つかります。グレッグは新しい学校で生まれ変われると期待しますが、親友のロウリーは悲しみます。
ところが、お母さんが引っこしの日をまちがえていて、業者が1週間早くやってきて大あわて。ホットタブをクレーンで家の上をこえて運びだそうとすると、えんとつにぶつかってハチが大暴れし、ホットタブは屋根を突きやぶって家に落ちてしまいます。こわれた家を買い手は買わないことになり、引っこしは取りやめに。グレッグは、本当はまだ引っこす心の準備ができていなかったと気づき、ロウリーのそばにいられることにほっとします。
読んだあとに話したいこと
- もし家族にお金が入ったら、何に使いたい? 家族の意見がちがったら、どうやって決める?
- グレッグは新しい学校でどんな自分になりたかったのかな?
- 引っこしで、いちばん「さみしい」と思うのはどんなことだと思う?
おうちの方へ
シリーズ14冊目。1冊ごとに話は完結しているので単独で読めます。日記形式で1つのエピソードが短く、全ページのマンガが英語の理解を助けます。家の工事や引っこしの話が中心で、工事や家事の言い回しが多めです。親せきのお葬式や、ロウリーが別れを悲しむ場面がありますが、重くはなりません。家族で読んでも楽しい1冊です。
次に読むなら
前作の The Meltdown では、近所じゅうを巻きこむ雪合戦が描かれました。続きの The Deep End では、家がこわれたあと、ヘフリー家がキャンピングカーで旅に出ます。日本語版『グレッグのダメ日記 ぶっこわしちゃえ』と読みくらべるのも楽しい。家族の毎日のドタバタが好きなら Ramona Quimby, Age 8、絵が多く笑える本なら Dog Man も。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら

Diary of a Wimpy Kid: The Meltdown
Jeff Kinney
同じ作者・「笑える」「友情」のお話・同じくらいの長さ

Diary of a Wimpy Kid: The Deep End
Jeff Kinney
同じ作者・「家族」「笑える」のお話・同じくらいの長さ

Ramona Quimby, Age 8
Beverly Cleary
「家族」「笑える」のお話・同じくらいの長さ

Dog Man
Dav Pilkey
「笑える」のお話・短めで読みやすい

Diary of a Wimpy Kid: The Ugly Truth
Jeff Kinney
同じ作者・「成長」「笑える」のお話・同じくらいの長さ
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。
