- 対象の目安
- 小3〜中学
- ボリューム 推定
- 約55,000字長編
- ページ数
- 221ページ
- 出版社
- ポプラ社2013年11月
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/10
どんなお話?(ネタバレなし)
ママはいつも「友だちは来たり去ったりするけど、家族はずっと家族よ」と言います。でも今のグレッグには、その言葉はあまりなぐさめになりません。親友ロウリーに彼女ができて、グレッグはすっかりひとりぼっちになってしまったのです。
しかたなく新しい友だちをさがしはじめますが、これがなかなかむずかしい。そんなとき、グレッグはロドリックの部屋で、質問するとこたえを出してくれる、うらないのボールを見つけます。
自分で決めるとろくなことがないなら、いっそボールに決めてもらおう――。グレッグの運は、はたして上向くのでしょうか。
こんな子におすすめ
仲のよかった友だちが、ほかの子と過ごすようになってさびしい思いをしている子に。なにか決めるのが苦手で、つい人や運まかせにしてしまう子にも。最後にグレッグが自分の頭で考えて行動するところは、そっと背中をおしてくれるはずです。
読みどころ
- うらないのボールに何でも決めてもらうグレッグ。こたえに従うほど話がややこしくなっていくのがおかしく、ボールのせいでカンニングを疑われる場面は特に笑えます。
- イースターに集まった親せきたちと、なくなったダイヤの指輪のなぞ。ちょっとした宝さがしの要素が、物語をもり上げます。
- ロウリーとの仲直りは、グレッグが自分で決めた一歩から。いつも調子のいいグレッグの、少しだけ大人になった姿が見られます。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
ロウリーが彼女とばかり過ごすようになり、グレッグは帰り道も昼休みもひとり。ママのすすめで友だちの輪を広げようとして、ちょっと変わり者の近所の子フレグリーと組むことにします。ところがフレグリーは、おへそでガムを動かす芸で男子たちに大うけし、グレッグよりずっと人気者になってしまいます。
イースターには、ママの姉妹とその家族がおばあちゃんの家に集まります。何年も前に亡くなったひいおばあちゃんのダイヤの指輪がなくなったままで、親せきどうしでもめたことがあったのですが、写真の手がかりから、ひいおばあちゃんが庭にかくしたイースターエッグのどれかに入っているらしいとわかり、みんなで庭をさがしますが見つかりません。
そのころからグレッグは、うらないのボールにすべてを決めてもらうように。ボールのこたえで卒業アルバムの係に入りますが、社会のテスト中にボールを使って先生に見つかり、カンニングを疑われます。そのうえ成績がさがっていることがわかり、このままでは夏休みに補習だと言われてしまいます。ママの助けもあって、なんとか理科の自由研究を仕上げます。
やがてロウリーは彼女にふられ、すっかり元気をなくします。もう一度ボールに聞こうと、捨てたボールを探しにおばあちゃんの家の庭へ行ったグレッグは、積んだ木の中にプラスチックの卵を見つけます。中には、あの指輪が。けれど家族がまたもめるのを心配して、グレッグはだれにも言わずにかくしておくことにします。
次の日、グレッグはボールにたよらず自分で決めて、ひとりで座っていたロウリーに声をかけ、ふたりは元どおりの親友にもどるのでした。
読んだあとに話したいこと
- 親友がほかの子と仲よくしていたら、どんな気持ちになる?
- グレッグが指輪のことをだれにも言わなかったのは、正しかったと思う?
- 大事なことを決めるとき、どうやって決めている?
おうちの方へ
シリーズ第8巻。親友とはなれてしまったさびしさや、新しい友だちづくりのむずかしさが中心で、シリーズの中でも友情の話がしっかり描かれた一冊です。前の巻でロウリーに彼女ができたところから続いているので、7巻を読んでからのほうがわかりやすいです。こわい場面はありません。原書は Hard Luck。
次に読むなら
前の巻『どんどん、ひどくなるよ』で、ロウリーに彼女ができるいきさつが描かれているので、続けて読むのがおすすめです。続く『とんでもないよ』は、一家の夏休みの車の旅でトラブルが続出します。友だちとのつきあいを笑いながら考えるなら『それいけズッコケ三人組』も。英語に興味が出てきたら、原書 Hard Luck もどうぞ。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら

グレッグのダメ日記 どんどん、ひどくなるよ
ジェフ・キニー
同じ作者・「学校」「友情」のお話・同じくらいの長さ

グレッグのダメ日記 とんでもないよ
ジェフ・キニー
同じ作者・「家族」「笑える」のお話・同じくらいの長さ

それいけズッコケ三人組
那須正幹
「友情」「笑える」のお話・同じくらいの長さ

グレッグのダメ日記 いちかばちか、やるしかないね!
ジェフ・キニー
同じ作者・「笑える」「学校」のお話・同じくらいの長さ

Diary of a Wimpy Kid: Cabin Fever
Jeff Kinney
英語の本・「笑える」「家族」のお話・同じくらいの長さ
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。
