- 対象の目安
- 小3〜中学
- ボリューム 推定
- 約55,000字長編
- ページ数
- 221ページ
- 出版社
- ポプラ社2025年11月
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/10
どんなお話?(ネタバレなし)
今日はグレッグの誕生日。なのに家族はだれも「おめでとう」と言いません。これはきっと、サプライズパーティーがあるにちがいない、とグレッグはわくわく。ママが出かける教会のパイ・コンテストも、パーティーをかくすための作り話だと思いこんでいます。
ところが……。思いがけないできごとをきっかけに、グレッグは自分のための「究極の誕生日パーティー」を開くことに。目標は、プレゼントをできるだけたくさん集めること。そして、だれもが探している、ものすごく高い値段のつく、まぼろしのトレーディングカードを手に入れることです。
グレッグの夢のパーティーは、思いどおりになるのでしょうか。
こんな子におすすめ
誕生日やプレゼントが待ちきれない子、カード集めに夢中になったことのある子に。「たくさんもらいたい」というグレッグの正直すぎる計算と、それがことごとく外れていく様子に、思わず笑ってしまうはずです。パーティーを開く側の大変さも描かれているので、誕生会の計画を立てる前に読むのもおすすめです。
読みどころ
- サプライズパーティーだと信じこんだグレッグが、パイ・コンテストの会場で知る真実。シリーズ20巻目にふさわしい、いきなりの大失敗から物語が始まります。
- 特製ドリンク、VIP席、トイレの「高級」ペーパーと、もうけるためのグレッグのアイデアが次々にすべっていくパーティー本番。最後のシカの登場までドタバタが続きます。
- まぼろしのカードを手に入れたあとの、思いがけない2つのオチ。それでも転んでもただでは起きない、グレッグらしい終わり方です。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
パイ・コンテストは本物で、家族はみんなグレッグの誕生日をすっかり忘れていました。この話がSNSで広まって、ママは「誕生日を忘れた母親」と書かれてしまい、おわびに盛大なやり直しパーティーを開くことになります。
そのころグレッグは、人気カード「マイクロ・クリーチャーズ」に、まちがえて目が3つ印刷された、とてつもない値段のつくカードがあると知ります。プレゼントやお祝いのお金でカードの袋をたくさん手に入れようと、グレッグは招待客をどんどん増やし、特製ドリンクやVIP席まで用意して準備に大はりきり。けれど、ママが勝手に招待状を送ったせいで知らない人まで集まり、ケーキはぐちゃぐちゃ、受付は大渋滞、近くの結婚式の子どもたちまでなだれこんで、パーティーは大混乱に。最後は、となりの家の草むらにひそんでいたシカが飛びこんできて、すべてがめちゃくちゃになります。
プレゼントもほとんどだめになりましたが、あとで遠くに住むおばさんからのカードの中に、なんとあの目が3つのカードが入っていました。ところが、カードが人気になりすぎて会社が大量に刷りなおしたため、もう少しも価値はありません。しかもグレッグがかくしていたカードは、弟マニーにいたずら書きされていたのでした。
がっかりしたグレッグでしたが、パーティーのうわさを聞いた近所のお父さんから、息子の誕生会を開いてほしいとたのまれます。それが大成功して、グレッグはロウリーと組んで誕生日パーティーを開く仕事をはじめ、夏休みの予定はいっぱいになるのでした。
読んだあとに話したいこと
- 誕生日を忘れられたら、どんな気持ちになると思う?
- SNSでだれかのうわさが広まるのは、どんなところがこわいかな?
- みんながほしがるものの値段は、どうして急に上がったり下がったりするんだろう?
おうちの方へ
シリーズ第20巻。誕生日パーティーの準備からめちゃくちゃな本番までが、たたみかけるように描かれ、笑いどころの多い一冊です。SNSのうわさで親が責められる場面や、カードの値段にふり回される場面は、ネットとのつきあい方を親子で話すきっかけにもなります。こわい場面はありません。原書は Partypooper。
次に読むなら
前の巻『すごいひみつ』は親せきが集まる夏休みの旅行の話です。まぼろしのカードを追いかける話が気に入ったら、世界に5枚しかない金のチケットをめぐる『チョコレート工場の秘密』もぴったり。仲間とのドタバタなら『それいけズッコケ三人組』も楽しめます。英語に興味があれば原書 Partypooper もどうぞ。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。





