英語のシリーズ
Captain Underpants
全12巻(完結) 本編の数。ジョージとハロルドが描いたという設定の Super Diaper Baby や Ook and Gluk、2026年に出たマンガ版 Captain Underpants: The First Epic Manga は数えていません。
文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/10/17
Captain Underpants は、デイブ・ピルキーが1997年に第1巻を出した、アメリカの小学生に大人気のコメディシリーズです。主人公は、まんがを描くのが大好きでいたずらばかりしている4年生のジョージとハロルド。ふたりは、いつも怒ってばかりの校長先生に催眠術をかけ、自分たちのまんがのヒーロー「キャプテン・アンダーパンツ」に変えてしまいます。指をパチンと鳴らすたびに、校長先生がパンツとマント姿で飛びだしていく――そのばかばかしさが魅力です。
形式は、文章の章と、ジョージとハロルドが描いたという設定のまんがのページが混ざったチャプターブックです。推定の語数は第1巻で7,000語台。文は短く会話が多いので、英語のチャプターブックとしては読みやすい部類です。巻が進むにつれて1冊が長くなり、題名もどんどん長くなって、後半の巻は1冊の語数も増えます。ただ、文体の軽さやまんがの多さは最後まで変わりません。
子どもが夢中になるのは、大人をやりこめる痛快さと、トイレ系のギャグ、ページをぱらぱら動かして絵が動いて見える「フリップ・オー・ラマ」のしかけです。ふたりの友情がいつも物語の中心にあり、ただのドタバタで終わらない温かさもあります。
日本の子が読むときに難しいのは、だじゃれや言葉遊び、わざとのつづりまちがいが多いことです。意味がとれないところは飛ばしてかまわないと伝えておくと、笑いのテンポを損なわずに読めます。パンツやおなら、先生をからかう場面が多いので、家庭によって好みは分かれます。同じ作者のまんが Dog Man は、ジョージとハロルドが描いた作品という設定なので、あわせて読むとつながりが楽しめます。
読む順番のコツ
巻ごとに新しい悪役が登場して話は一応完結しますが、前の巻のできごとを受けて始まることが多く、とくに第6巻と第7巻は前後編になっています。第1巻 The Adventures of Captain Underpants から刊行順に読むのがおすすめです。題名が長いので、表紙の巻番号を目印にしてください。
こんな子に
まんがやギャグが大好きで、英語のまんが(Dog Man など)から少し文字の多い本へ進みたい子に。内容は小学校中学年が中心で、トイレ系の笑いをおもしろがれる子向けです。
読む順番
英語版の刊行順で、本編全12巻。
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Captain Underpants and the Invasion of the Incredibly Naughty Cafeteria Ladies from Outer Space (and the Subsequent Assault of the Equally Evil Lunchroom Zombie Nerds)
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Captain Underpants and the Perilous Plot of Professor Poopypants
- 5
Captain Underpants and the Wrath of the Wicked Wedgie Woman
- 6
Captain Underpants and the Big, Bad Battle of the Bionic Booger Boy, Part 1: The Night of the Nasty Nostril Nuggets
第7巻との前後編
- 7
Captain Underpants and the Big, Bad Battle of the Bionic Booger Boy, Part 2: The Revenge of the Ridiculous Robo-Boogers
第6巻の続き
- 8
Captain Underpants and the Preposterous Plight of the Purple Potty People
- 9
Captain Underpants and the Terrifying Re-Turn of Tippy Tinkletrousers
- 10
Captain Underpants and the Revolting Revenge of the Radioactive Robo-Boxers
- 11
Captain Underpants and the Tyrannical Retaliation of the Turbo Toilet 2000
- 12
Captain Underpants and the Sensational Saga of Sir Stinks-A-Lot
シリーズ最終巻
当サイトで紹介している巻は、タイトルからあらすじ・対象の目安のページに移れます。ほかの巻も紹介してほしいときは本のリクエストへ。
読み終えたら、次の1冊
- Diary of a Wimpy Kid(グレッグのダメ日記)(シリーズ)
学校が舞台のギャグと、手描きの絵がたっぷり入った本が好きな子に。中学生グレッグの絵日記で、全ページに絵があるので英語でもテンポよく読めます。語数は約1万9千語とこのシリーズの2倍以上で、長めの本を読み切る次の一歩にぴったりです。
The BFG言葉遊びやわざとのつづりまちがいを楽しめた子に。やさしい巨人BFGは、まちがいだらけのふしぎな英語を話し、その言いまちがいが読みどころです。約3万7千語と長くなりますが、少女ソフィーとの冒険を追ううちに、長い英文にも慣れていきます。
Matildaいばった大人を子どもがやりこめる痛快さが好きだった子に。おそろしいトランチブル校長に、天才少女マチルダが立ち向かいます。約4万語でイギリス英語の言い回しも増えるので、高学年からの目標に。日本語版『マチルダは小さな大天才』で筋をつかんでおく方法もあります。
よくある質問
- Q. 英語はどのくらいのレベルですか?
- 第1巻は約7,500語で、短い文と会話が中心です。文章の章のあいだにまんがのページが入るので、絵で筋を追えます。英語の絵本や Magic Tree House のようなチャプターブックを読んだことがあり、英検3級前後の力がある小学生なら挑戦できます。だじゃれやわざとのつづりまちがいは、意味がとれなくても飛ばして読み進めてかまいません。
- Q. 全部で何巻?完結していますか?
- 本編は2015年の第12巻 Sir Stinks-A-Lot で完結しています。巻ごとに悪役を倒して話は一区切りしますが、第6・7巻は前後編で、後半の巻は前の巻の続きから始まるので、刊行順に読むのがおすすめです。同じ作者の Dog Man は、作中のジョージとハロルドが描いたまんがという設定のシリーズです。
- Q. 日本語版はありますか?
- 『スーパーヒーロー・パンツマン』の題で、木坂涼さんの訳により徳間書店から第5巻まで出ました(2003〜2004年、2014年にソフトカバー版)。6巻から先は英語版で読むことになるので、日本語版で笑いのツボや登場人物をつかんでから、英語版の続きに進む方法もあります。
- Q. 下品なギャグが多いと聞きますが大丈夫?
- トイレや鼻くそ、パンツのギャグが多く、校長先生をからかう場面がくり返し出てきます。戦いの場面は漫画的で、こわさはほとんどありません。ただ、大人をやりこめる話をおもしろがれるかは家庭によって受けとめ方が分かれるので、まず第1巻を一緒にめくってみて、親子で笑えるかどうかで判断するのがおすすめです。