- 対象の目安
- 小1〜小4
- ボリューム 推定
- 約4,700語読みごたえ
- ページ数
- 68ページ
- 出版社
- Random House1992年
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/09/30
どんなお話?(ネタバレなし)
ペンシルベニア州の小さな町に住む、本好きで慎重なお兄ちゃんのジャックと、好奇心いっぱいで元気な妹のアニー。ある日ふたりは、森の木の上に、はしごのついた小屋を見つけます。
小屋の中は本でいっぱい。アニーが恐竜の本の絵を指さして「ここに行けたらいいのに」と言ったとたん、風が吹いて小屋がぐるぐるまわりはじめ……。気がつくと、窓の外には本物の恐竜の世界が広がっていました。人気シリーズ「マジック・ツリーハウス」の第1巻です。
こんな子におすすめ
絵本は卒業したけれど、英語の長い本はまだ不安という子の最初の一冊に。恐竜図鑑をすみずみまで眺めるのが好きな子や、慎重派の兄とせっかちな妹のようなきょうだいがいる家庭なら、ジャックとアニーのやりとりにくすっとできるはず。1章ずつ区切って、寝る前に少しずつ進めたい家庭にも合います。
読みどころ
- ジャックがノートに観察メモをとりながら進むのがこのシリーズの型。見たものを短い英語で書きとめる姿は、読む子にとっても「英語で記録する」お手本になります。
- プテラノドン、トリケラトプス、マイアサウラなど、登場する恐竜ごとに性質の違いが描き分けられています。草食と肉食、子育てをする恐竜など、図鑑の知識と物語が自然に結びつきます。
- 本の絵を指さして願うと、その世界へ飛べるというシンプルなルール。帰り方も同じしかけで、70ページ足らずの中で行って帰ってくる安心感が、はじめてのチャプターブックにちょうどいい長さです。
- アニーはこわいもの知らずで恐竜にも平気で近づき、ジャックはそのたびにはらはら。正反対のふたりの性格が、そのまま物語を前へ進める力になっています。
ここから先は物語の結末に触れています。読み終わった人や、読み聞かせの前に内容を確かめたい保護者の方向けです。
ふたりが着いたのは、はるか昔の恐竜の時代。空を飛ぶプテラノドンはおだやかで、アニーはすぐになかよくなります。ジャックはノートに観察したことを書きとめながら、トリケラトプスが草を食べる様子を見たり、草むらで「M」の文字がきざまれた金色のメダルを拾ったりします。
さらに、巣で卵やひなを守るマイアサウラの母親や、アナトサウルスの群れにも出会います。ところが、そこへおそろしいティラノサウルスがあらわれ、ジャックは木の小屋まで逃げられなくなってしまいます。危ないところを救ったのはプテラノドンで、ジャックを背中に乗せて小屋まで運んでくれました。
ジャックがふるさとの町の絵がのった本を指さして帰りたいと願うと、小屋はまたまわり、ふたりは元の森へもどります。時間はまったくたっていませんでした。この小屋はだれのもので、Mのメダルは何なのか、なぞを残して次の巻へつづきます。
読んだあとに話したいこと
- ツリーハウスの本で行けるとしたら、どの時代やどの場所に行ってみたい?
- ジャックとアニーは性格が正反対だけど、ふたりでよかったと思う場面はどこ?
- 拾ったMのメダルは、だれのものだと思う?
おうちの方へ
英語圏では小学校低学年が最初に読む「チャプターブック」の代表。10章に分かれ、1章が短く、文も語彙もやさしめなので、絵本の次のステップに向きます。こわい場面はティラノサウルスくらいで軽め。日本語版(メディアファクトリー)もあり、シリーズは50巻以上続きます。
次に読むなら
続きの The Knight at Dawn では中世の騎士の時代へ。巻ごとに行き先が変わるので、子どもの興味に合わせて順番を気にせず選ぶこともできます。同じくらいの英語量で笑いに振り切るなら The Adventures of Captain Underpants。ステップアップ先として、少し長くて心に残る動物の物語 Charlotte's Web もおすすめです。日本語なら『エルマーのぼうけん』が、ひとりで旅に出るわくわく感の近い一冊です。
読んだ人の感想
読みこみ中…
この本が好きなら

The Knight at Dawn
Mary Pope Osborne
同じ作者・「冒険」「ファンタジー」のお話・同じくらいの長さ

The Adventures of Captain Underpants
Dav Pilkey
「冒険」のお話・同じくらいの長さ

Charlotte's Web
E. B. White
少し長め

エルマーのぼうけん
ルース・スタイルス・ガネット
日本語の本・「冒険」「ファンタジー」のお話・同じくらいの長さ

The Land of Stories: A Grimm Warning
Chris Colfer
「ファンタジー」「冒険」のお話・少し長め
この本が入っている特集
この本を紹介している記事
あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。
