ブックリンカー
『魔女の宅急便』の表紙
対象の目安
小3〜小6
ボリューム 推定
約90,000字長編
ページ数
265ページ
出版社
福音館書店1985年1月
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文:ブックリンカー編集部 / 更新日:2026/09/28

どんなお話?(ネタバレなし)

魔女の女の子は、13歳になったら家を出て、魔女のいない町を見つけ、ひとりで1年間くらさなければなりません。それが魔女のしきたりです。

お母さんゆずりのほうきと、黒猫のジジ、そしてお父さんからもらったラジオを持って、キキは満月の夜に旅立ちました。たどりついたのは、海の見える大きな町コリコ。けれど、都会の人たちはなんだかよそよそしく、キキの心はしぼみそうになります。

空を飛ぶことしかできない魔女が、知らない町で自分の居場所をどう見つけていくのか。13歳の女の子のひとり立ちを、あたたかく描いた物語です。

こんな子におすすめ

引っこしや進学で、新しい場所にひとりで飛びこむことになった子に。知らない町で心細くなるキキの気持ちは、転校生や、はじめての習いごとに通う子にもきっと重なります。映画を見てキキが好きになった子なら、映画にはないエピソードの多さに驚くはず。空を飛ぶあこがれと、仕事の現実的な悩みの両方を味わえる、中学年以上に向いています。

読みどころ

  • 章ごとにひとつの「お届けもの」が描かれ、荷物の中身も、頼んでくる人の事情もさまざまです。届けものを通して町の人の暮らしがのぞけるので、短編集のように好きな章から読み返せます。
  • 魔女といっても、キキにできるのはほぼ空を飛ぶことだけ。魔法で問題を片づけるのではなく、自分の工夫と人とのつながりで乗りこえていくところが、この物語を身近なものにしています。
  • 林明子の挿絵は、キキの表情やコリコの町並みをやわらかく描いています。映画のイメージとはまたちがうキキに出会えるのも、原作ならではの楽しみです。

読んだあとに話したいこと

  1. 13歳でひとり立ちするとしたら、どんな町を選ぶ? 何を持っていく?
  2. キキが届けた荷物のなかで、いちばん心に残ったのはどれ?
  3. キキの「空を飛べる」みたいに、あなたにしかできないことって何だろう?

おうちの方へ

宮崎駿監督のアニメ映画の原作ですが、エピソードや結末は映画とはかなりちがいます。1章ごとに1つの「お届けもの」の話になっているので、少しずつ読み進められます。ひとり読みは小学3・4年生から。全6巻と特別編があり、キキの成長を大人になるまで追いかけられます。

次に読むなら

キキの物語は全6巻で、巻が進むにつれてキキは少女から大人へと成長していきます。1巻を読み終えると、ひとり立ちのその先が気になるはずなので、無理なく2巻へ進めます。知らない町で働きながら居場所を見つける話としては、少し年下の子にも読める『霧のむこうのふしぎな町』が近い味わい。魔女と呼ばれるおばあちゃんのもとで暮らしの基本を学ぶ『西の魔女が死んだ』は、同じ「魔女」でもずっと静かな物語で、高学年以降のひと押しにすすめたい本です。

読んだ人の感想

読みこみ中…

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あらすじなどの文章は AI(Claude)が書いたもので、登場人物や出来事、結末などが実際の本と一部異なる可能性があります。対象の目安・ボリュームもブックリンカー編集部による目安です。お気づきの点はお問い合わせからお知らせください。書誌情報は openBD・国立国会図書館サーチ・Open Library・版元ドットコムを参照しています。